XserverクラウドPCを導入すべき理由！コストカットと効率性を両立

リモート環境で場所を選ばずにPCを利用したい、Windows 系の快適な PC を使用したい、そのような方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、新たにPCを購入するにはコストもかかる上に、保守管理にも手間がかかる。そのような悩みを一発で解決するのが「Xserver クラウドPC」です。

いつでも、どこでも、どのデバイスでも、自由に安全にアクセスできる Windows 系「XserverクラウドPC」を活用すれば、コストカットと効率化が可能！リスクマネージメントもできて、一石三鳥、四鳥、それ以上のメリットを感じること間違いありません。

XserverクラウドPCとは？

XserverクラウドPCは、Xsever株式会社が提供している Windows 系の仮想デスクトップサービスです。

そもそも仮想デスクトップとは何か？

仮想デスクトップとは、1台のコンピューター上に複数の仮想的な作業環境を作成する機能( DaaS：Desktop as a Service )のこと。仮想デスクトップを利用することで、以下のようなメリットがあります。

1. 作業の効率化
   異なるアプリケーションや作業を別々の仮想デスクトップに割り当てられるため、デスクトップ上が散らかることなく効率よく作業できます。
2. マルチタスク性の向上
   複数の仮想デスクトップを使い分けることで、同時に複数の作業に取り組むことができ、マルチタスク性が向上します。
3. 作業の切り替えが簡単
   仮想デスクトップ間を簡単に切り替えられるため、集中力の持続が期待できます。
4. セキュリティ性の向上
   機密情報を扱う作業を専用の仮想デスクトップでおこなえば、情報の漏えいリスクを低減できます。

作業の効率化やプライバシー保護、リモート環境の普及から、仮想デスクトップを活用する人は増えています。

XserverクラウドPCとはWindows系の仮想デスクトップ

XserverクラウドPCは、時間・場所・デバイスを問わず、クラウド上に作成した Windows 系PC(仮想デスクトップサービス)にアクセスできるサービスです。

新しいPCを買い足す必要がない上に、24時間365日の管理体制により保守管理も必要もないため、余計なコストや手間をカット。また、重たいPCを外出時に持ち出す必要もなく、いつでもアクセスできるため作業の効率化も実現します。

高性能CPUと高速ディスクで処理速度も速いため、リモート環境を整えたい、作業効率をアップしたい、そのような個人・企業に最適なサービスと言えるでしょう。

XserverクラウドPCを使って感じたデメリット・メリット

XserverクラウドPCを利用した人の口コミや評判は少なく、実際の使用感を知りたいという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、実際にXserverクラウドPCを使ってみて感じたデメリットとメリットを紹介します。

デメリットは個人的な感想レベルで、正直ほとんどデメリットとはいえないため、圧倒的にメリットの方が多いです。

XserverクラウドPCの2つのデメリット

XserverクラウドPCのデメリットはたったの2つで、「画質が少し粗い」、「タブと間違えやすい」です。

デスクトップの画質が粗めで目が疲れる

Xserverクラウド PC のデスクトップ画面は、少し画面が粗く、長時間利用すると目が疲れる感じがします。

普段は、Liquid Retina ディスプレイ(2,560 x 1,664ピクセル)の Macbook を利用しています。その Macbook でクラウドPCを起動しても、Macbookの画質では表示されません。

日常的に利用しているPCの画質や目の疲れやすさなど、個人の感覚に依存するデメリットではあります。他のクラウドPCを利用したことがないため比較はできませんが、XserverクラウドPCのデスクトップ画面は「少し粗め」だと思います。

複数タブを開いているとうっかりタブと間違えやすい

複数のタブを開き、同じ画面上にクラウドPCのデスクトップも表示させていると、うっかりタブと間違えて消してしまう可能性があります。

タブやタスク管理の問題であり、「消すワケないだろ」と思う人もいるかもしれませんが、タブを消す感覚でうっかりクラウドPCも消します。少なからず私はやりました。

しかし、クラウドPCに接続しているうちは仮想デスクトップ上でしか作業をしない、デュアルモニターで画面そのものを使い分ける、タブの管理が完璧、そのような人にはまったくデメリットにならないでしょう。

XserverクラウドPCの優れた5つのメリット

XserverクラウドPCを使ってみて感じたメリットは、

• ネット環境があればデバイスを選ばずにどこからでもアクセス可能
• マルチタスクを同時におこないスムーズなプロジェクト進行を実現
• 初心者でも迷わないワンクリックでクラウドPCに接続できる操作性
• デバイス購入・メンテナンスのコストを大幅にカット可能
• クラウド管理でセキュリティ性能が高い安全なリモート環境

上記の5つで、デメリットを圧倒的に上回るメリットと言えます。

ネット環境があればデバイスを選ばずにどこからでもアクセス可能

XserverクラウドPCは、クラウド上に仮想デスクトップを作成しているため、ネットワーク環境があればいつでも、どこでも、どのデバイスでも接続ができます。

例えば、外出先からスマホやタブレットを利用してクラウドPCにアクセスすることが可能。以下は、iPhone15 で「 Microsoft Remote Desktop 」アプリを開いた画面です。

表示されているクラウドPCをタップすれば仮想デスクトップが起動され、iPhone でも操作できます。

あくまでもデスクトップのため、iPhone のアプリを開く気持ちでデスクトップアイコンをタップしてもアプリは開かず、指でマウスを移動させてアプリを開きます。

少しいじれば操作にすぐ慣れるので、XserverクラウドPCを契約したその日からサクサク使いこなすことができるでしょう。

マルチタスクを同時におこないスムーズなプロジェクト進行を実現

仮想デスクトップと通常の PC 、仮想デスクトップと仮想デスクトップ、さまざまな組み合わせでマルチタスクを同時にこなし、業務やプロジェクトをスムーズに進めることができます。

「うっかり消しやすい」というデメリットと表裏一体のメリットですが、デュアルモニターなどで物理的に画面を分割すれば基本的にミスは防げます。私は、普段 PC とモニター1台の2画面で作業をしていますが、タスク分けしていれば、それぞれの画面の作業を混同することはありません。

【デュアルモニターのイメージ図】

PC を2台、3台と用意する手間やコスト、故障や不具合のリスクがなく、マルチタスクを実行できるのは大きなメリットです。

初心者でも迷わないワンクリックでクラウドPCに接続できる操作性

XserverクラウドPCで作成した仮想デスクトップへの接続は、超かんたん！

「 Microsoft Remote Desktop 」アプリに設定したクラウドPCを、クリック(タップ)するだけで仮想デスクトップに接続して開くことができます。

複数の仮想デスクトップを設定している人は、アプリ上に作成したデスクトップが表示されるため、接続したいPCを選択するだけです。初心者でもまず迷うことはありません。

XserverクラウドPCのコントロールパネル内で、仮想デスクトップそれぞれに振り分けられたIPアドレス確認することも可能。

仮想デスクトップの初期セットアップはデバイスによって異なるため、設定方法はXserverクラウドPCの「公式サポートマニュアル」をご確認ください。3分以内に設定できます。

デバイス購入・メンテナンスのコストを大幅にカット可能

新しいPCを購入するコストをできればかけたくない、メンテナンスもすべてお任せしたい、そのような個人や企業にはXserverクラウドPCがうってつけです。

万全のセキュリティ・高速性能・最新技術・保守管理おまかせのPCを月額3,280円〜利用できます。

オンプレミス型(物理的)のPCのような買い替えも不要で最新スペックを保ち、故障や災害による影響リスクもなし！

XserverクラウドPCは、コストと保守管理のバランスが抜群です。

クラウド管理でセキュリティ性能が高い安全なリモート環境

XserverクラウドPCは、その名のとおりクラウド型なので、物理的な管理を必要とするオンプレミス型 PC のような自分自身でのセキュリティ管理が必要ありません。

物理的な PC では PC 内にデータが残るため、PCがウィルス・マルウェア感染したらデータが破損・損失にあいます。また、データ紛失や盗難にあうリスクも常に付きまといます。

「そんなこと起こるのか？」と思うかもしれませんが、このデジタル時代ではセキュリティリスクが高まっており、セキュリティはとにかく重要！対策していないと、取り返しのつかないことになる可能性が….

一方、XserverクラウドPCのようなクラウド型であれば、ウィルス・マルウェア感染、データ紛失・盗難のリスクなし！機密情報など、重要なデータも安心・安全に保存しておくことができます。

XserverクラウドPCのサポート体制と保証

XserverクラウドPCに関わらず、クラウドサービスのサポート体制や保証制度は気になるところ。

トラブル発生時に対応してくれるのか、仮想デスクトップ容量は圧迫されないのか、その不安を解消しましょう。

専門スタッフによる24時間365日サポート

XserverクラウドPCでは、専門スタッフによる24時間365日のサポートをおこなっています。

初めてクラウドサービスを利用するような初心者でも、導入時、トラブル発生時も安心して利用できます。

サポートは電話とメールで、電話は平日10:00〜18:00ですがメールは24時間365日対応。XserverクラウドPCを利用するか迷っている人でも気軽に相談できるので、まずは問い合わせてみるのも良いでしょう。

万全のセキュリティ体制でデータを保護

オンプレミス型とクラウド型の違いのようなものですが、XserverクラウドPCは「クラウド」であり、仮想デスクトップの作成場所はクラウド上です。

クラウド上で24時間365日にわたって管理しているため、PCの寿命によるデータ移行や物理的な故障もありません。クラウド上、つまりバックグラウンドで PC を稼働させ続けることもでき、そのあいだも管理されています。

機密情報の取り扱いや、FX 自動売買など PC フル稼働の環境下でも、万全のセキュリティ体制が組まれています。

アカウントごとにメモリ容量を完全保証

アカウントならびにホストサーバーごとに、メモリ容量を完全保証しています。

他のアカウントやホストによるメモリの使用状況で、あなたの Windows 環境のメモリが圧迫されることはありません。契約したメモリ容量が保証され、常に快適に仮想デスクトップを使用することができます。

SLA(品質保証制度)で99.99%以上の稼働率を保証

「クラウドを管理しているサーバーそのものの問題が発生したらどうするんだ？」といった悩みも問題なし。SLA (品質保証制度)で99.99％の稼働率を補償しています。

稼働率99.99%とは、365日のうち0.001%の時間で障害が発生するという意味です。

• 1年間の時間：365日 × 24時間 = 8,760時間
• 安定稼働の時間：365日 × 24時間 × 0.9999 = 8,759.124時間
• 障害時間：(8,760時間 – 8,759.124時間) × 60分 = 52.56分

1年間で52.56分の障害時間(1日換算8.64秒)で、それ以上長い障害が発生したら料金を減額してくれます。

減額してほしいわけではありませんが、それだけ安定した稼働を保証するという自信のあらわれとも言えるため、XserverクラウドPCなら安心して利用することができます。

XserverクラウドPCの料金プラン

プラン	お試しプラン	エントリープラン	スタンダードプラン	ビジネスプラン	ハイエンドプラン
月額	3,280円〜	4,100円〜	6,501円〜	9,630円〜	20,480円〜
初期費用	無料
メモリ	2GB	3GB	5GB	10GB	16GB
vCPU	2コア	3コア	4コア	8コア	16コア
ディスク容量 (NVMe)	100GB	200GB	300GB	500GB	1,000GB

オプション料金

項目	月額	製品
Microsoft Office (Office 2021 Professional Plus)	3,740円	Microsoft Office Word 2021 Microsoft Office Excel 2021 Microsoft Office PowerPoint 2021 Microsoft Office OneNote 2021 Microsoft Office Outlook 2021 Microsoft Office Access 2021 Microsoft Office Publisher 2021
ディスク増設(NVMe)	100GBあたり 1,100円	最大1,000GBまで ※あとから解約不可
高負荷通知サービス	月額220円/件	サーバー契約ごとに契約

利用料金の支払い方法

支払い方法	種類
クレジットカード	VISA / Mastercard / JCB / AmericanExpress
あと払い決済	Paidy(ペイディ)

• 3Dセキュア2.0に対応していないクレジットカードは不可
• デビットカード、プリペイドカードはVISA、Mastercard、JCBのみ
• デビットカード、プリペイドカードはカード発行会社によって利用不可
• JCB 発行のプレモカードは利用不可

クレジットカードやデビッドカード、プリペイドカードは利用の規約があるため注意が必要で、銀行振込や引き落としには対応していません。

一般的なクレジットカードであれば問題ないので、そこまでの心配は必要ないでしょう。

14日間の無料お試し期間を提供

XserverクラウドPCは、14日間の無料お試し期間を提供しています。

続けて利用する場合は特に手続きが不要で、解約したい場合にはコントロールパネルの「ライセンス管理」から解約申請、あるいはサポートへの連絡でOKです。

他のクラウドPCと比較をしたい、クラウドPCを利用するか迷っている、そのような人はまず無料で試してみてから判断してみてはいかがでしょうか。

XserverクラウドPCの利用がおすすめの人

XserverクラウドPCの利用がおすすめな人は、以下の4つのケースです。

• 2台以上の PC を利用してリモートワークをする人
• FX の自動売買のように24時間365日絶えずPCを稼働したい人
• セキュリティリスクを回避して安全に Windows 環境を利用したい人
• プロジェクトを低コストで効率化したい企業

2台以上のPCを利用してリモートワークをする人

リモートワークで2台以上 PC を利用する人には、XserverクラウドPCがおすすめです。

複数台の PC を保守管理する必要や持ち出す手間もなく、iOS と Windows を1つのPCで操作可能。

2台以上の PC を利用している人で、リモート環境を整えたい人はXserverクラウドPCを利用してみましょう。

FXの自動売買のように24時間365日絶えずPCを稼働したい人

FXの自動売買は、24時間365日にわたって PC を稼働し続けますが、そのような人にもXserverクラウドPCがおすすめです。

物理的な PC では、24時間365日も稼働し続けることで負荷がかかり故障するリスクがある上に、電気代も食い続けます。

一方で、XserverクラウドPCはクラウド上で仮想デスクトップPCを稼働し続けても故障リスクがない上に、バックグラウンドで実行されるため電気代もかかりません。

年中無休で PC を稼働させたい人は、XserverクラウドPCでリスク回避、コストカットしましょう。

セキュリティリスクを回避して安全にWindows環境を利用したい人

ウィルス・マルウェア感染やサイバー攻撃から PC を守る、万全のセキュリティ対策で Windows 環境を利用したい人は、XserverクラウドPCを利用すべき。

物理的な PC ではセキュリティ管理をすべて自分でおこなう必要がありますが、XserverクラウドPCであれば物理的なPC上にデータを残さないためセキュリティリスクを回避できます。

セキュリティ対策に不安のある人、企業は、XserverクラウドPCを利用して大切なデータを守りましょう。

プロジェクトを低コストで効率化したい企業

仮想デスクトップと物理 PC 、仮想デスクトップと仮想デスクトップなど、企業の目的に応じてさまざまな組み合わせでマルチタスクをこなし、プロジェクトを効率化できます。

社員全員分の PC を複数台用意したり、PC 1台ごとの電気代やメンテナンスコスト、セキュリティ対策をおこなう必要がないため、大幅なコストカットをすることも可能。

無駄なコストをカットしつつプロジェクトの効率化も図りたい、これからICT化を図りたい企業は、XserverクラウドPCがおすすめです。ぜひ利用して生産性を上げましょう。

XserverクラウドPCについてよくある質問

まとめ：XserverクラウドPCで快適なWindows環境を構築

XserverクラウドPCは、いつでも、どこでも、どのデバイスでも簡単に、クラウド上に作成した Windows 環境の仮想デスクトップにアクセスできる優れものです。

物理的なオンプレミス型の PC のようなセキュリティリスクもなく、持ち運ぶ手間やメンテナンスコストも不要！

複数台の PC を利用したリモート環境を作りたい、24時間365日休まずにPCを稼働したい、プロジェクトを効率化したい、さまざまな希望を叶えるXserver クラウドPCで、快適な Windows 環境を構築しましょう。