ブロックエディタには、[ 高度な設定 ] の項目に『 HTML アンカー』という機能があり、コード知識を必要とすることなくページ内ジャンプ(リンク)を設定することができます。
この記事では、 HTML アンカー機能を利用したページ内ジャンプ(リンク)の設定方法を解説します。
ページ内ジャンプ(リンク)の概要について詳しく知りたい方は、こちらの “ページ内ジャンプ(リンク)の設定方法【 HTML でスクロールを飛ばす】” をご覧ください。
HTML アンカーとは?
HTML アンカーは、 Mozilla では以下のように定義されています。
HTML の
MDN Web Docs『<a>: アンカー要素 – HTML: HyperText Markup Language | MDN』<a>
要素 (アンカー要素) は、href
属性を用いて、別のウェブページ、ファイル、メールアドレス、同一ページ内の場所、または他の URL へのハイパーリンクを作成します。<a>
の内容は、リンク先を示すものであるべきです。
HTML アンカーとは、簡単にいうとページ内や他の URL へジャンプすることができる<a>タグのこと。
<a href>◯◯</a>
として使われますが、ブロックエディタでは HTML アンカーをノーコードで設定することができます。
具体的な設定方法は以下の通りです。
HTML アンカーの設定方法
まずここをクリックしてみてください。
※ページの先の方に飛びます
おかえりなさい。
さて、ページ内ジャンプ(リンク)で設定した任意の場所へ飛んでまた戻ってきたわけですが、あなたが今経験したページ内ジャンプ(リンク)には一切コードを入力していません。
ブロックエディタの HTML アンカー機能を使用して設定しました。その設定方法は以下のとおりです。
- ジャンプ元の『 HTML アンカー』に任意の文字列(アルファベット)を入力
- ジャンプ先に『 # + 設定した任意の文字列 』を入力
クラシックエディタでは、『 id = “任意の文字列” 』と HTML で入力する必要がありましたが、ブロックエディタではたったのこれだけでページ内リンクを設定できます。
もし別のページの任意の場所にジャンプしたい場合は、2を『 ジャンプ先のページ URL / # + 設定した任意の文字列 』とするだけ。
複雑な操作はないので、慣れてしまえばとても簡単ですよね!
ブロックエディタならコード知識がほとんど必要ない
WordPress のブロックエディタなら、クラシックエディタで必要だったコード知識や技術がほとんど不要になります。そのため、ブログ・アフィリエイト始めたての初心者でも操作しやすい。
HTML アンカーをうまく活用すれば 、 SEO にもユーザーにも良い記事を作成することができることはもちろん、目次を手動で作ることも可能。
なんでもかんでも機能を使えばいいわけではありませんが、今回紹介した HTML アンカーをぜひ活用してみてくださいね。
ここまで飛びました。
※冒頭のリンクから飛ぶ設定になっています。
ここをクリックして、元の場所に戻ってみましょう。
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