今回はTHE THORのサイトマップの作り方を解説します。
ここでいうサイトマップは『HTMLサイトマップ』のこと。HTMLサイトマップはUX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)を高める大切な要素です。
本来はサイトマップを生成するプラグインを用いますが、THE THORにはHTMLサイトマップを生成する機能が標準搭載されています。
HTMLなんて難しい言葉を使っていますが、誰でも3分で作成できるので最後までご覧ください。
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THE THORのサイトマップできあがりイメージ
HTMLサイトマップは、ブログの記事やカテゴリーなどを一覧表示したページのこと。THE THORのサイトマップは非常にシンプルで、上の画像のような仕上がりになります。
HTMLサイトマップとして一覧にすることで、ユーザーが目的のコンテンツを見つけやすい。すると、UX(ユーザーエクスペリエンス)が高まり、結果としてSEOにも評価されやすくなります。
では、さっそくサイトマップを作成・設置していきましょう。
THE THORのサイトマップ作り方
THE THORのサイトマップの作り方は、以下の3ステップです。
- サイトマップの設定
- サイトマップの作成
- フッターメニューに追加
ステップ①:サイトマップの設定
まず、サイトマップの詳細を設定します。
1.『管理画面』→『外観』→『カスタマイズ』を開く
2.『基本設定』→『自動生成サイトマップ設定』を開く
3.固定ページ表示の詳細を設定する
- 『表示』を選択する
- 好みで設定すればOK
- 除外したい固定ページがあればIDを入力する
- デフォルトでOK
- 見出し名を好みで設定する
※僕のサイトでは『TOPページ』は非表示、見出しは『運営情報』としています
特に表示したくないページがなければ、基本的に好みで設定すればいいですよ。もちろん当ブログと一緒にしてもOKです。
4.投稿ページ表示の詳細を設定する
- 『表示』を選択する
- デフォルトのままでOK
- 除外したい投稿ページがあればIDを入力する
- 除外したいカテゴリーがあればIDを入力する
- 見出し名を好みで設定する
※③は固有のページを非表示にしたい場合
※④はカテゴリー内の記事すべてを非表示にしたい場合
※僕のサイトで見出しは『カテゴリー別記事一覧ページ』としています
以上で自動生成サイトマップの設定は完了です。
固定ページの設定と同じように、基本的に好みで設定すればOK。
こだわりがなければ、固定ページ、投稿ページともに『表示』にしておく方がブログ内を網羅的に表示できてUX(ユーザーエクスペリエンス)が向上します。
ちなみに『ページID』がわからない方は下記のように確認できます。
ページID確認方法
投稿一覧ページの記事詳細に『ID』と書かれている数字がページIDです。
固定ページも同じで、固定ページ一覧にIDが書かれているので、それぞれ確認してみましょう。
ステップ②:サイトマップの作成
次に、固定ページから自動生成サイトマップを作成します。
1.『固定ページ』→『新規追加』を選択する
2.固定ページのタイトルを『サイトマップ』にする
3.サイトマップのページ設定をする
- 固定ページ編集画面の右側『文書』を選択する
- 『URLスラッグ』を『sitemap』に変更する
- 『ページ属性』の『テンプレート』から『サイトマップTPL』を選択する
※パーマリンクはデフォルトでページIDを含む文字列になっているので、事前にパーマリンクの初期設定をして変更できるようにしておく必要があります
4.SEO対策の設定をする
- NoIndexはしなくてもOK
- 『title設定』に検索エンジンで表示したいページを入力する
- 『meta description』は入力しなくてもOK
ページ数が数百ページある場合は、発リンクが多くスパムと判断される可能性があるためNoIndexしたほうが良いですが、個人メディアであればどちらでも良いです。
HTMLサイトマップはSEOに対して直接的には重要でないので、タイトルやメタディスクリプション含めてそこまで気にする必要はありません。
ステップ③:フッターメニューに追加
最後に、作成したサイトマップをフッターメニューに追加します。
フッターメニューの作成と固定ページの設定方法はお問い合わせフォームの作成方法で紹介しています。
お問い合わせフォームと一緒に『フッターメニュー』に追加しておきましょう。
THE THORのサイトマップ作り方まとめ
THE THORのサイトマップの作り方は非常に簡単です。
- サイトマップの設定
- サイトマップの作成
- フッターメニューに追加
THE THORのサイトマップはシンプルな作りではありますが、余計なプラグインが必要ありません。そのためファイル容量が軽くなり、サイトスピードを高速化できます。
さらに、HTMLサイトマップを設置してUX(ユーザーエクスペリエンス)を向上することで、結果としてSEO評価を高める可能性があります。
SEO・ユーザーに評価されやすいサイト設計は、THE THORの強みですね。THE THORを導入したらすぐにサイトマップを設定するようにしましょう。