Pinterest(ピンタレスト)で動画ピンの効果を解説します。
ピンタレストでは動画を投稿できる動画ピンがありますが、それには通常ピンでは得られない大きな効果が3つあります!
うまく活用すれば、インプレッションや自サイトへの集客を加速させる武器になります。
- 特化アカウント月間閲覧者数40万人以上
- 月間100万インプレッション達成
ピンタレストの動画ピンとは
ピンタレストは画像コンテンツのSNSですが、2020年7月頃からビジネスアカウントに限り『動画』も投稿できるようになりました。
今までは以下のような画像ピンのみだったのが、
現在は以下のような、動画ピンを投稿することができます。
動画ピンが投稿可能になったことで、ピンデザインやピンタレストの運用方法にも今まで以上に幅が生まれました。
ピンタレスト動画ピン3つの効果
現在、僕がわかっている動画ピンの効果は3つあります。
- インプレッションが急激に伸びる
- 『似ているピン』に自ピンが表示される
- 動画終了後のおすすめに自ピンが表示される
インプレションが急激に伸びる
動画ピンは、静止画ピンに比べてインプレッションが急激に伸びます。
例えば、以下のピンをご覧ください。
上のピンは、僕が複数運用しているピンタレストのアカウントの1つです。
「この統計情報はまだご利用いただけません」という表示。 まだピンを投稿して間もない(このピンの場合は30分程度)なので、保存(リピン)数も統計情報が反映されていない状態です。
ピン投稿から間もないにも関わらず、動画視聴回数はすでに『154』と表示されています。
静止画ピンにはなかなかない急激な伸びですよね。
『似ているピン』に自ピンが表示される
ピンタレストでは、ピンを詳細表示をすると対象のピンの下に『似ているピン』というものが表示されます。
参考画像はこちら
上のピンは僕が複数運用しているアカウントのもう1つです。
ピンタレストでは、さまざまなアルゴリズムによって、詳細表示しているピンと『似ている』とするピンを表示します。
- 画像
- フレーズ
- タイトルKW(キーワード)
- 説明文
- 保存先ボード
さまざまなピンと『似ている』とされるピンを作成することで、インプレッション・リピン・クリックが増えやすくなります。
とはいえ、『似ているピン』を狙って表示するのは、なかなか難しいところ。
でも、動画ピンであれば実は簡単にできてしまいます。
例えば、以下の画像をご覧ください。
詳細表示しているピンと『似ているピン』の上位すべてが、自分の動画ピン。画像やフレーズもまったく違い、保存先ボードも異なるピンでも『似ているピン』として認識されています。
『似ているピン』に自ピンが表示されれば、ピンのインプレッションやリピン、クリック数もそれぞれ伸びやすくなると考えられます。
他ユーザーのピンに離脱せず、自ピン内を回遊してもらいやすくなりますよね!
動画終了後のおすすめに自ピンが表示される
現在スマホ限定の機能ですが、詳細表示の動画終了後に『おすすめ動画ピン』が表示されます。
上の画像のように、動画が終了すると『シェア』『リプレイ』の表示とともに、おすすめの動画ピンが表示されます。
実は、上の画像のおすすめ動画ピンは『自ピン』。
つまり自分の動画ピンが終了したら、次のおすすめに自分の別の動画ピンが表示されるということ。
もちろん100%ではありませんが、体感では80%以上の確率で自ピンの再生後に再び自ピンが表示されます。
動画ピンでは、自ピンが1度みられる(インプレッション)と他に離脱されにくくなるようなアルゴリズムであると考えられます。
ピンタレスト動画ピンの作り方
それでは、動画ピンの作り方です。
まず動画ピンには以下のような仕様があります。
出典:Pinterest公式
ステップ1:ピン作成ページを開く
画像ピンと同様に、ピン作成ページを開きます。
ステップ2:カバー画像を選択する
セクターを左右に動かし、カバー画像にしたい画像を選択します。
動画の中から選んでも良いですし、別のカバー画像をダウンロードするのもOKです。
カバー写真は、動画がスタートする前に表示される画像。Youtubeでいうアイキャッチ画像と同じですね。動画がもし見られなくても、カバー写真を設定しておくことで画像ピンのようにファーストインプレッションを与えることができます。
少し長めの動画であれば、先が気になるようなカバー写真を設定するようにしましょう。
ステップ3:必要項目を入力する
- タイトル
- ピンの説明
- 移動先のリンク
- 投稿日時
- 保存先ボード
各項目を入力したら、『公開する』をクリックします。
ステップ4:動画審査後に公開
動画ピンは投稿直後には公開されません。
動画は審査されて、一定時間後に公開されるようになります。
画像ピンは投稿したい日時にピンポイントで投稿できるけど、動画ピンでは難しい。その点ではちょっとデメリットですかね。
ピンタレストは動画ピンだけでなく・・・
これまでピンタレスト動画ピンの有効性と投稿方法を解説してきました。
動画ピンの導入から始まり、ピンタレストは2021年4月時点でストーリーピンも導入しています。instagramやFacebookなど各種SNSでも扱っている、あのストーリー機能ですね。
最近ではGoogleも動画に注目してYoutubeの優位性が働いているように、日常的にも音声検索や文字の音声入力など『音声』が主流になってきていることから、動画がピックアップされるのは必然の流れ。
ブログのような文字コンテンツ、今までのピンタレストのような画像コンテンツもまだまだ廃れてはいませんが、今後のピンタレストのアルゴリズムをよく注視していく必要があると考えます。
ピンタレスト動画ピンの効果まとめ
ピンタレストの動画ピンは活用方法によって、大きな武器になります。
とはいえ、画像ピンと比較して圧倒的に投稿数は少なく、動画ピンの有効性に気づいていない人もまだまだ多いでしょう。
ライバルが気づかないうちに動画ピンを投稿していくことで、優位性を高めることができます。
ぜひ動画ピンを活用してブログ集客を増やしていきましょう!
ちなみに動画ピンは今回紹介したピンタスト内部だけでなく、SEOにも多大な効果があります。SEOへの効果についてはコチラのnoteをご覧ください。