ConoHa WINGには”リザーブドプラン“というプランがありますが、通常プランとの違いがいまいちわからない。どっちを選んだらいいの?という方もいるのではないでしょうか。
今回は、 ConoHa WING の通常プランとリザーブドプランどちらも利用したことがある僕が、その違いを解説します。
結論として、あなたの作るサイトが『ストック型』か『フロー型』かでプランの選び方が変わるので、最後までじっくりと読んでみて下さい。
ConoHa WING の評判や口コミを知りたい方は、”知らないと後悔するConoHa WINGのデメリットと口コミ評判”を参考にしてください。
ConoHa WING のリザーブドプランと通常プランの違い
ConoHa WING の『リザーブドプラン』と『通常プラン』の大きな違いは、共有サーバーのなかにあなた専用に設けられたサーバースペースがあるかどうか。
言葉だけ聞いてもいまいちわからないと思うので、以下の画像を見てみましょう。
通常プランとリザーブドプランの違い
【 通常プラン 】

1つのサーバーを他者と共有する、レンタルサーバー利用の基本の形です。
【リザーブドプラン】

共有サーバー中に、専用のデータスペースが一定量確保されています。
レンタルサーバーは、基本的に他ユーザーと共有のサーバーを使用します。
通常は大きな問題もありませんが、瞬時に大量のアクセスがあると、他者とデータスペースを共有している共有サーバーは混みあってしまいます。すると、ユーザーの待機時間が増大してしまうため、せっかくのアクセスも離脱してしまう可能性が。
そこで、リザーブドプランのような占有サーバースペースがあると、他者との共有によるサーバー混雑を回避できます。つまり、瞬間的な大量アクセスにも対応できるということ。
ConoHa WING のリザーブドプラン3つのメリット
瞬間的な大量アクセスに対応できる
『リザーブドプランと通常プランの違い』で解説したように、占有スペースが一定量確保されているため、急な大量アクセスにも対応することができます。
共有サーバーでは、同時アクセス数が増えると他者サイトのアクセス数まで自分のサイトスピードに影響を与えてしまいます。そのため、一定量の占有スペースが確保されるリザーブドプランはアクセス処理速度に大きなメリットがあると言えるでしょう。
リザーブドプランは VPS のような使い心地
ConoHa WING のリザーブドプランは、共有サーバーでありながら自分専用のサーバースペースが一定量確保されていることから、 VPS のような使い心地です。
※VPS ( Virtual Private Server )とは、仮想専用サーバーと呼ばれるもの。共有サーバーの中に自分専用のサーバースペースを作ることで、専用サーバーのような動作環境を得ることができます。
VPS は自分でサーバー構築をしないといけないため、ある程度のエンジニアリング技術が必要になります。
でも、リザーブドプランであればサーバー構築を必要とせず、 ConoHa WING 側がサーバースペースを用意してくれます。そのためエンジニアリング技術がなくても、一部ですが VPS のような使い心地を得ることができます。
リザーブドプランにはモニタリング機能 / 自動プランアップ機能がある
ConoHa WING のリザーブドプランは1Gバイトからあります。
リザーブドプランのスペック比較
プラン | リザーブド 1GB | リザーブド 2GB | リザーブド 4GB |
料金 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
CPU | vCPU2コア | vCPU3コア | vCPU4コア |
メモリー | 1GB | 2GB | 4GB |
プラン | リザーブド1GB | リザーブド2GB | リザーブド4GB |
料金 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
CPU | vCPU2コア | vCPU3コア | vCPU4コア |
メモリー | 1GB | 2GB | 4GB |
CPU とメモリは、データの同時処理速度に大きく関わる要素です。
そのため CPU / メモリが不充分でサーバー処理速度が遅くならないように「契約GB数が多いものにしなきゃ!」というのは、もったいない。
ConoHa WING にはアクセスに合わせてモニタリング機能・自動プランアップ機能があります。
そうすることで、もし仮に急なアクセスで契約メモリ容量を越えても自動で検知して適切なプランにアップして対応してくれます。
ConoHa WING 公式サイト
モニタリング機能・自動プランアップ機能について
ConoHa WING リザーブドプランのデメリット
ConoHa WING のリザーブドプランをさんざん持ち上げてきましたが、1つだけデメリットがあります。
利用料金が通常プランよりも若干高いこと。
通常プラン料金表
ベーシック | スタンダード | プレミアム |
1,089円 | 2,360円 | 4,719円 |
ベーシック | スタンダード | プレミアム |
1,089円 | 2,360円 | 4,719円 |
※12か月契約の場合
リザーブドプラン料金表
リザーブド 1GB | リザーブド 2GB | リザーブド 4GB |
1,320円 | 2,805円 | 5,610円 |
リザーブド1GB | リザーブド2GB | リザーブド4GB |
1,320円 | 2,805円 | 5,610円 |
※12か月契約の場合
全体的に通常プランよりも料金設定が高めですね。
とはいえ、同時アクセス数が多いときのサーバー処理速度は、通常プランよりも圧倒的に速い!
そのため次のような人におすすめです。
ConoHa WING のリザーブドプランがおすすめの人
ConoHa WING のリザーブドプランがおすすめな人は、フロー型のサイトを運営している人です。
通常ブログはストック型と呼ばれ、記事数を積み重ねてサイトを構築していきます。一方で、フロー型サイトとはトレンド記事を扱うブログのこと。
トレンド記事は、そのときの旬のネタを記事として書き、瞬間的なアクセスの増加を狙います。もちろん旬が過ぎるとアクセスはなくなるため、記事がストック型のように積み重なっていくことはありません。
瞬間的なアクセス増大が見込まれるサイト、つまりトレンド記事を扱うフロー型サイトにはリザーブドプランがピッタリです。
- ストック型サイト
⇒通常プラン - フロー型サイト
⇒リザーブドプラン
ConoHa WING のリザーブドプランまとめ
ConoHa WING のリザーブドプランと通常プランの違いは、同時大量アクセス時のサーバー処理速度です。
トレンド記事を量産して瞬間アクセスを稼ぐ、フロー型サイトを運営するブロガー・アフィリエイターにはピッタリのプランといえるでしょう。
ぜひ、あなたのサイト構成に合わせてリザーブドプランを検討してみてはいかがでしょうか。
>> ConoHa WING 公式サイト
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