ConoHa WING を解約する方法をわかりやすく解説!自動更新に注意しよう!

ConoHa WING (コノハウィング)を使ってたけど「他のサーバーに乗り換えたくなった」「そもそもサーバーを使わなくなった」という方のために、ConoHa WING 解約方法を解説します。

ConoHa WING は使いやすいため評判もいいですが、ここだけの話、解約方法はあまり優しくないという…

正直僕も少し迷うくらいでしたが、この記事の通りに進めれば問題ありません。

ConoHa WING のWINGパックを解約する方法
  • 無料独自ドメインを他社サーバーに引き継ぐ方法
  • ドメインを含むサーバーそのものを削除する方法

ぜひ、あなたに該当する方法を選んでやってみてくださいね!

タップできる目次

ConoHa WING の解約(退会)方法 | WINGパック

ConoHa WING 解約(退会)方法は、以下のような3つの流れがあります。

ConoHa WING を解約する流れ
  1. サーバーの自動更新設定をオフにする
  2. すべてのサービスを削除する
  3. アカウントを完全に削除する

ConoHa WING からレンタルサーバー料金の請求を止めて、無料独自ドメインとサーバーを削除するだけであれば①まで。ConoHa アカウントの完全削除までなら③まで進めます。

無料独自ドメインを残して他社へサーバー移行したい方は②の項目を必ずチェックしてください。

①サーバーの自動更新設定をオフにする

ConoHa WINのサーバー自動更新停止画面
ConoHa WING サーバー自動更新停止画面

サーバー管理 > 契約情報 > 『自動更新』をOFFにする

以上で、 ConoHa WING のサーバー自動更新設定はオフにできました。

▼独自ドメインの自動更新も同時オフ▼

独自ドメインの自動更新オフ画面
独自ドメインの自動更新オフ画面

WINGパック で取得した無料独自ドメインは、ドメイン更新期限まで残ります。

サーバーの自動更新をオフにしておけば、契約期間終了後から復旧可能期間の15日が経過した時点で、サーバーが自動で削除されます。以降はサーバー料金が請求・課金されることはありません

復旧可能期間を待たずに、すぐサーバーを削除したい場合は以下の画像のように『サーバー削除』から行えます。

ConoHa WING サーバー完全削除
ConoHa WING サーバー完全削除

料金が発生しなければ ConoHa WING のアカウント自体は残っていてもいい、という方は以降の項目は読み飛ばしてOKです。

ConoHa サーバーの自動更新期限30日前までに自動更新をオフにしないといけません。

②すべてのサービスを削除する

ConoHa アカウントを完全に削除するには、サーバー・独自ドメインなどすべてのサービスを削除する必要があると ConoHa WING 公式サポートが述べています。

アカウントの削除をご希望の場合は、すべてのサービスを削除のうえ、コントロールパネルの「アカウント設定」画面にお進みください。
ConoHaアカウント契約情報のConoHaの退会より「ConoHaアカウントを削除する」をクリックしてください。
削除予約が実行され、翌月月初にすべての請求のお支払いが確認できた時点で自動的にアカウントが削除されます。
削除された後はアカウントおよびご登録データは復旧できませんのでご注意ください。

※「WINGパック」「VPS割引きっぷ」「ドメイン」をご契約されている場合、期間中の解約はできませんので、自動更新をOFFにしていただき契約満了日までお待ちください。

ConoHa WING 公式サポート『アカウントについて』

上の文面だけではわかりづらいですが、サーバーは自動更新オフで自動削除されても、独自ドメインはサーバーと別で更新期限があるため期限切れでまでアカウント削除ができません

WINGパック 3ヶ月契約〜アカウント削除
  • 2月5日 『 WINGパック 』契約無料期間
  • 3月1日 『 WINGパック 』3ヶ月契約初月
  • 5月2日 サーバー自動更新の解約期限
  • 6月1日 サーバー削除
  • 翌2月5日 独自ドメイン更新期限
  • 同3月18日 独自ドメイン削除 ※猶予41日間
  • 同3月19日以降 アカウント削除可能

WINGパック の最低3ヶ月契約でも、アカウントを削除できるようになるまで1年以上!ちょっと長いので、スマホのリマインダーでも設定して気長に待ちましょうね。

ConoHa アカウントは削除したいけど、他社サーバーを契約して独自ドメインは他社で使いたいという方は、このままだと独自ドメインも失ってしまします。

無料独自ドメインを他社のサーバーに引き継ぐ方法』の項目まで飛んでから、『③アカウントを完全に削除する』に戻ってきてください。

③ConoHa アカウントを完全に削除する

最後に ConoHa アカウントを完全に削除します。

手順は以下の通りです。

STEP
コントロールパネル右上のアドレスから『アカウント設定』をクリックする
ConoHa WING アカウント設定
ConoHa WING アカウント設定
STEP
ページ最下部の『 ConoHa アカウントを削除する』をクリックする
ConHa アカウントを削除する項目
ConHa アカウントを削除する項目
STEP
ログインパスワードを入力して『削除』をクリックする
ConoHaアカウント削除の最終確認ポップアップ
ConoHa アカウント削除の最終確認ポップアップ

『アカウント削除予約中』となればOK。

以上で、無事に ConoHa アカウント削除が完了しました。

ConoHa アカウント削除後も無料独自ドメインを他社サーバーに引き継ぐ方法

サーバーの自動更新をオフにしたこと前提で話を進めます。

ConoHa アカウントを手順に沿って削除すると、 WINGパック 契約時にサーバーと同時取得した独自ドメインも使えなくなってしまいます。

そこで、 ConoHa アカウント削除後も無料独自ドメインを他社サーバーに引き継いで使用する手順を解説します。

無料独自ドメインを再利用する手順
  1. 無料独自ドメインを有料独自ドメインとして更新する
  2. 独自ドメインの移管ロックを解除する
  3. WINGパック のサーバーが削除されたらドメインを移管する

①無料独自ドメインを有料独自ドメインとして更新する

STEP
無料独自ドメインを選択する
独自ドメインの登録画面
独自ドメインの登録画面

左側メニュー『ドメイン』 > 『ドメイン』 > 無料独自ドメインを選択する

STEP
無料独自ドメインを有料独自ドメインに切り替える
無料独自ドメインを有料独自ドメインに切り替える
無料独自ドメインを有料独自ドメインに切り替える

『ドメイン更新』 > ポップアップが表示されたら『はい』をクリックする

STEP
更新期間を選択して『決定』をクリックする
独自ドメインの更新画面
独自ドメインの更新画面

※更新とは別にドメイン移管時にも料金が発生するので、更新期間は1年にしておきましょう。
※ Whois 代行は現時点でチェックしておきます(移管時はオフにする)

STEP
独自ドメイン更新後のポップアップを確認する
独自ドメイン更新後のポップアップ表示
独自ドメイン更新後のポップアップ表示

画面左下に『完了しました』と表示されてたら、無料独自ドメインを有料独自ドメインに更新できました。

②独自ドメインの移管ロックを解除する

独自ドメインの移管ロックを解除する
独自ドメインの移管ロック解除

無料独自ドメインを有料ドメインに更新すると、『移管ロック』項目を『OFF』にできます。

移管ロックがかかっていると他社ドメインレジストラに独自ドメインを移管できないので、必ず有料更新をして移管ロックをオフにする必要があります。

※ ConoHa アカウントを削除しないのであれば、独自ドメインは移管させなくても ConoHa アカウント内で管理可能です。あくまで、 ConoHa アカウントを削除する場合は移管ロック解除が必要ということ。

▼移管ロックの解除失敗▼

移管ロックを解除できないポップアップ
移管ロックを解除できないポップアップ

無料独自ドメインのまま移管ロックを解除しようとしてもエラーが出ます。

③ WINGパック のサーバーが削除されたらドメインを移管する

WINGパック と同時取得した独自ドメインは、サーバーが削除されないと Auth Code が発行されないため移管手続きを進めることができません。※不正移管を防ぐためドメインに割り当てられているコード

サーバーが削除されると、ドメインの『自動更新設定』下に『Auth Code』が表示されるので、そのコードを使用します。

ドメイン Authcode
ドメイン AuthCode
ドメインの移管手順
  1. 移管先のドメインレジストラにドメイン移管を申し込む
  2. ConoHa 側でドメインの Whois 代行設定をOFFにする
  3. 移管するドメインを入力する
  4. 必要情報にチェックを入れて Auth Code をコピーする
  5. 料金を支払って移管手続きを進める

それでは順を追ってみていきましょう。

STEP
移管先のドメインレジストラにドメイン移管を申し込む

ドメインレジストラはいくつもありますが、以下のものが代表的です。

いずれかのドメインレジストラで、ドメイン移管のための手続きのために申し込みをしましょう。

ドメインは “Cloudflare Registrar” あるいは “Google Domain” がおすすめです。

STEP
ConoHa 側でドメインの Whois 代行設定をOFFにする
ドメインのWhois設定
ドメインの Whois 設定

移管元である ConoHa 側の『 Whois 代行設定 』をオフします。

Whois 代行設定は個人情報を保護するための設定なので、移管直前にオフにしましょう。

STEP
移管するドメインを入力する
移管ドメインの入力画面
移管ドメインの入力画面

左メニュー『ドメイン』 > 『移管』を選択して上記画面へ

他社レジストラに移管するドメインを入力して次に進みます。

STEP
必要情報にチェックを入れて Auth Code をコピーする
ドメイン移管の詳細設定画面
ドメイン移管の詳細設定画面

①必要情報にチェックを入れる > ②『Auth Code』を入力する > ③『次へ』をクリックする

あとは支払いを完了したら移管審査を待ち、審査通過したらドメインの移管は完了です。

それにしても、無料独自ドメインから有料ドメインに切り替えるのに1,408円かかり、移管時にも1,408円取られるので、合計2,816円の出費( .comの場合 )!ちょっと痛いですよね。

さて、独自ドメインを移管した後に ConoHa アカウントを完全に削除したい人は、『ConoHa アカウントを完全に削除する』項目に戻って手順を確認しましょう。

ConoHa WING を解約(退会)する時の3つの注意点

既出の内容もありますが、ConoHa WING を解約(退会)する時の注意点が3つあります。

ConoHa WING を解約(退会)する時の注意点
  1. サーバー/ ドメインの契約期間中は解約できない
  2. ConoHa WING に解約時の返金はない
  3. WINGパック の自動更新解除は更新日の30日前まで

サーバー / ドメインの契約期間中は解約できない

くどいくらい何度も言いましたが、 ConoHa WING はサーバー / ドメインの契約期間中に解約(退会)はできません

ConoHa アカウントを完全に削除したい場合は最低でも1年かかるので、スマホのリマインダーを設定しておくか、もはや料金発生しないのでアカウント削除まではしなくてもいいのではないでしょうか。

ConoHa WING 解約時の返金はない

ConoHa WING 解約時の返金はありません

WINGパック を契約した初月の無料期間に解約しても、以降の料金は返金されません。

もちろんキャンペーン期間中に契約したとしても、その料金は返金されないので注意しましょう。

返金不可は ConoHa WING に限ったことではなく、他社サーバーでも返金なしがほとんどです。

WINGパック の自動更新解除は更新日の30日前まで

ConoHa WING を解約したい場合は、更新日の30日前までに必ず自動更新をオフにしてください。

WING パックは更新期限の30日前に自動更新するので、忘れると以下のような弊害が待っています。

自動更新オフ忘れの弊害
  • 契約期間分のサーバー料金が引き落とされる
  • 無料独自ドメインを他社レジストラに移管できない
  • 支払ったサーバー料金は返金されない

自動更新後のキャンセルはできずけっこうな痛手なので、絶対に更新日の30日前までに自動更新解除を!

ConoHa WING の解約(退会)は期限に注意する!

ConoHa WING を解約(退会)する方法を解説しましたが、気をつけるべきはなんと言っても期限です!

ConoHa WING を解約(退会)する時の注意点
  1. サーバー・ドメインの契約期間中は解約できない
  2. ConoHa WING に解約時の返金はない
  3. WINGパック の自動更新解除は更新日の30日前まで

ConoHa アカウントの削除に関しては、サーバーの自動更新設定をオフにすれば以降の料金が引かれることはないので、慌てなくても大丈夫。

とにかく上記3つの注意点だけ頭に入れ、落ち着いてアカウントの解約を進めてくださいね!

ConoHa WING を解約するか悩んでいる方は、”知らないと後悔するConoHa WINGのデメリットと口コミ評判“も参考にしてみてください。

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