Cloudflare Registrar で独自ドメインを原価で取得・移管する方法

Cloudflare Registrar (クラウドフレアレジストラー)でドメインを取得・移管する方法を解説します。

Cloudflare Registrar はドル円の為替レートの影響を受けますが、ドメインを原価で提供しているので、安く取得するとができます。

Cloudflare Registrar は慣れてしまえば設定も簡単なので、ぜひ利用してみましょう。

Cloudflare Registrar の利用は、 Cloudflare の登録・使用が必要。まだの方は、 “Cloudflare の登録方法“をご覧ください。

タップできる目次

ドメイン取得サービスとの料金比較

各社のドメイン取得サービスとのドメイン更新料金比較してみました。

スクロールできます
サービス.com.net.org.info
Cloudflare Registrar$10.46
(約1,569円)
$11.86
(約1,779円)
$11.20
(約1,680円)
$20.20
(約3,030円)
お名前.com1,287円〜1,507円〜1,507円〜1,628円
ムームードメイン1,728円1,848円1,848円3,465円
バリュードメイン1,986円2,301円2,301円3,949円
ドメインの更新料金(1年・税込)

※2026年9月28日に各社の公式サイトで確認。Cloudflareはドル建てで、円は1ドル=150円で換算した目安です。お名前.comの「〜」はレンタルサーバーの同時利用などの割引が付いたときの最安です。バリュードメインは最も安いレジストリ(GMO)の料金です。

※以前の表に載せていたGoogle Domainsは、2023年に事業がSquarespaceへ移り、サービスを終了しました。

.com・.net・.orgの更新料金は、Cloudflareが最安クラスです(お名前.comは割引の条件を満たした場合に安くなります)。

一方で.infoは、Cloudflareよりお名前.comのほうが安くなります。Cloudflareはどのドメインも「原価」ですが、原価そのものが高いドメインもあるので、使いたいドメインの料金を確かめてから移しましょう。

Cloudflare Registrar はドル円の為替レートの影響を受けますが、ドメインを原価で提供しているので、他社のドメインレジストラよりも、料金が安いです。

Cloudflare を利用している場合はサービスを一元化できるので、筆者もお名前.comで使用していた『 .com 』ドメインを Cloudflare Registrar に移管してみました。

Cloudflare Registrar は、以前まで新規ドメイン取得をできませんでしたが、現在は新規の独自ドメイン取得もできます。

Cloudflare Registrar の利用方法

Cloudflare Registrar の利用方法を解説していきます。

ドメイン移管の手順
  1. 支払情報の登録
  2. Cloudflare Registrar に移管するドメインの選択
  3. 認証コードの取得・ Whois 情報公開代行の設定解除
  4. 移管するドメインの認証・個人情報の入力
  5. ドメイン移管申請の承認確認
注意事項
  • .jpには未対応
    >> TLD – Policies
  • Cloudflare を利用しているドメインのみ

※この記事では『お名前.com』からドメイン移管する方法を解説します

STEP
支払情報の登録

Cloudflare にログインしてトップページから [請求] ⇒ [お支払情報] から、お支払情報を設定します。クレジットカードや Paypal など、あなたの好きな支払方法を設定しましょう。

請求情報の設定画面
請求情報の設定画面
STEP
Cloudflare Registrar に移管するドメインの選択

設定が完了したら [ホーム] を選択して、[レジストラー] をクリックします。

レジストラーの選択画面
レジストラーの選択画面

ページが切り替わると Cloudflare に登録されているドメインが自動で検出されるので、表示されたドメインから Cloudflare Resistrar に移管するドメインを選択します。

Cloudflare Resistrarを利用するドメインの選択画面
Cloudflare Resistrar を利用するドメインの選択画面

ドメイン移管をするための手順説明が書いてあります。

Cloudflare Resistrarの移管設定チュートリアル
Cloudflare Resistrar の移管設定チュートリアル
承認コード取得の手順
  1. ドメイン取得元にログイン
  2. ドメインのロック解除
  3. 承認コードを取得

Cloudflare Resistrar へドメイン移管するためには承認コードが必要なため、承認コードをドメイン取得元から取得する必要があります。

STEP
認証コードの取得・ Whois 情報公開代行の設定解除

ドメイン取得元(ここでは、お名前.com)にログインして、マイページの『ドメイン一覧』をクリックします。

お名前ドットコムのマイページトップ画面
お名前ドットコムのマイページトップ画面

ドメイン一覧が表示されるので、 Cloudflare Resistrar に移管するドメインを選択します。

Cloudflare Resistrarに移管するドメインの選択
Cloudflare Resistrar に移管するドメインの選択

ドメインの [AuthCode] に表示されている文字列をコピーしておきます。

あとでドメイン移管の際に利用する大切な文字列になります。

ドメインのAuthCode
ドメインの AuthCode

画面を少し下にスクロールすると [Whois 情報公開代行] という項目があり、設定している場合は介助が必要。[設定] をクリックしましょう。

Whois情報公開代行の変更
Whois 情報公開代行の変更

画面が切り替わったら右端の [Whois 情報公開代行設定の解除はこちら] をクリックします。

Whois情報公開代行の設定解除
Whois 情報公開代行の設定解除

Whois 情報公開代行設定を解除するドメインにチェックを入れ、[Whois公開代行(メール転送付)] を選択して [確認] をクリックします。

Whois情報公開代行設定の解除詳細
Whois 情報公開代行設定の解除詳細

最後に注意事項の同意にチェックを入れて、[確定] をクリックすれば Whois 情報公開代行の解除が完了します。

Whois情報公開代行の設定解除確定画面
Whois 情報公開代行の設定解除確定画面

『お手続きが完了しました』と表示されればOKです。

Whois情報公開代行の解除完了画面
Whois 情報公開代行の解除完了画面

これでドメイン移管の準備が整ったので、 Cloudflare Resistrar の設定画面に戻りましょう。

※Whoisを解除しなかった場合
Cloudflare Resistrarの設定エラー
Cloudflare Resistrar の設定エラー

もし、 Whois 情報公開代行を解除せずにドメイン移管をしようとすると、 Cloudflare Resistrar の設定にエラーが出てしまうので、必ず設定を解除しておくようにしましょう。

STEP
移管するドメインの認証・個人情報の入力

先ほどの Cloudflare Resistrar の画面に『 AuthCode 』を入力(ペースト)します。

ドメインの認証
ドメインの認証

認証が完了したら、個人情報の入力画面に移行します。必要事項をすべて入力して『移管を確認して確定する』をクリックします。

個人情報の入力画面
個人情報の入力画面

すべての設定が完了したら『移管が進行中です』という画面が表示されます。

ドメイン移管の進行中画面
ドメイン移管の進行中画面
STEP
ドメイン移管申請の承認確認

ドメインの移管申請が通ると、ドメインの発行元(ここではお名前.com)から以下のようなメールがきます。添付されている URL にアクセスしましょう。

ドメイン移管の確認メール
ドメイン移管の確認メール

承認フォームに移行するので、注意事項をよく読んだうえで [承認する] をクリックします。

ドメイン移管の承認画面
ドメイン移管の承認画面

再度確認画面が表示されるので [決定] をクリックします。

ドメイン移管の承認決定画面
ドメイン移管の承認決定画面

これでドメイン発行元からの移管承認が完了しました。

ドメイン移管の承認完了画面
ドメイン移管の承認完了画面

ドメイン移管の承認が完了すると、以下のようなメールが届きます。

ドメイン移管承認完了メール
ドメイン移管承認完了メール

メールが届いたあとしばらくすると、 Cloudflare Registrar へのドメイン移管が完了したと連絡が来ます。

Cloudflare Registrarへのドメイン移管完了
Cloudflare Registrar へのドメイン移管完了

以上で Cloudflare Registrar へのドメイン移管設定がすべて完了です。

Cloudflare Registrar に移管したドメインは、ホーム画面の『レジストラー』から確認できます。

移管したドメインの詳細確認画面
移管したドメインの詳細確認画面

更新日の確認や、 DNSSEC 設定などができるので、ドメイン移管後は必ず確認しておきましょう。

Cloudflare Registrarのよくある質問

Cloudflare Registrarで.jpドメインは取れますか?

取れません。Cloudflareの対応ドメインの一覧(TLD Policies)に.jpはありません(2026年9月確認)。.jpはお名前.comなど国内のサービスで取得・更新しましょう。

更新のたびに料金が上がることはありますか?

Cloudflareは上乗せなしの原価で提供しているため、値上がりするのは、ドメインを管理する登録機関(レジストリ)が原価を上げたときです。.comも過去に何度か値上げされています。

支払いはドルですか?

はい。料金はドル建てで、クレジットカードやPayPalで支払います。円での支払額は為替レートで変わります。

WHOIS情報公開代行は有料ですか?

Cloudflare Registrarでは、WHOISに載る個人情報が標準で非公開になり、追加料金はかかりません。

どのドメインでも移管できますか?

CloudflareのDNSを使っていて、Cloudflareが対応しているドメインが対象です。取得や前回の移管から60日以内のドメインは移管できないのが一般的なので、注意しましょう。

Cloudflare Registrar の利用方法まとめ

Cloudflare Registrar へドメイン移管することで、二段階認証や DNSSEC 、 WHOIS 情報などセキュリティ機能も充実しています。

今回は、お名前.comから Cloudflare Registrar への移管を行いましたが、手順としてはどのドメイン取得サービスを利用しても同じ。

Cloudflare とサービスを一元化したい、セキュリティ性の高いレジストラーを利用したいという人は、ぜひ Cloudflare Registrar の利用を試してみて下さいね!

Cloudflareそのものの登録方法は、Cloudflareの登録方法で解説しています。

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