求人情報以外のIndexing APIの使用はマイナスにも助けにもならない

求人情報以外のIndexing APIの使用はマイナスにも助けにもならない

2022年2月18日の『English Google SEO office-hours 』で、Google Indexing APIについてのQ&Aがありました。

Indexing APIは次のように定義されています。

現在、Indexing API は、JobPosting または BroadcastEvent が VideoObject に埋め込まれたページをクロールするためにのみ使用できます。

Google検索セントラル『Indexing API クイックスタート』

今回は、Indexing APIについて以下のような質問です。

This is about the Indexing API.
In the Google Docs, you write that the Indexing API should be used for pages such as job postings and event announcements. Is it possible to try this API with different types of content, like news articles or blogs?

Indexing APIをニュース記事やブログなど、本来とは別のコンテンツで使用してみることはできるかといった意図の質問に対して、John Mueller氏は以下のように回答しています。

if you don’t have content that falls into those categories, then the API really isn’t going to help you there.

求人情報やライブストリーム以外のIndexing APIの使用は助けにならないと述べています。

この回答に対して質問者は、使ってみたとしてマイナスな影響があるかどうかを尋ねたところJohn氏は以下のように答えました。

No. But I mean, if you don’t have job postings,then there’s nothing to do with that API.

マイナス影響はないと言っていますが、やはり求人情報がなければAPIの使用は意味がないと述べていますね。

Google検索結果にコンテンツがインデックスされない、あるいはされづらいと各地で情報が上がっており、その対策としてGoogle Indexing APIに注目が向けられています。

上記の内容を踏まえた質問だったと思われるのですが、John氏の答えは”No”で害でもなければ助けにもならないとのことでした。端的な回答でしたね。

とはいえ、Indexing APIを利用して「すぐにインデックスされた」「インデックスされなかった記事がインデックスされた」という報告も聞かれます。

Indexing APIは有効な可能性もありますが、求人情報やライブストリーム以外では推奨されていない方法なので、今はペナルティがなくても今後ペナルティとなる可能性がゼロではありません。

あくまでも自己責任で試してみてもいいですが、Indexing APIに頼らなくてもインデックスされるようなコンテンツ制作に励んだ方が良いかもしれませんね。

『English Google SEO office-hours from February 18, 2022』の6:51あたりで内容を確認できます。

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