Googleは、検索結果に『 Things to know』を表示することを積極的にテストしています。
日本ではまだ Things to know を確認できませんが、最近 PAA(People Also Ask)が本格導入されて検索結果で表示されることも増えており、ゼロクリック検索が加速しています。
今回の Things to know は、Twitter内で出現が報告されています(僕はLinkdin内で知りました)。
Things to know はMUM(Multitask Unified Model)によるものとされています。
MUMはBERTの1,000倍強力とされており、NLP(自然言語検索)における新しい技術です。
MUMは現在Covid-19の検索にのみ利用されているとされていますが、Googleは積極的にテストを開始したようですね。
Googleは以前『 How AI is making information more useful 』で、Things to knowについて以下のように説明していました。
If you search for “acrylic painting,” Google understands how people typically explore this topic, and shows the aspects people are likely to look at first. For example, we can identify more than 350 topics related to acrylic painting, and help you find the right path to take.
Googleが公開している Things to know のイメージは以下の画像です。
※画像をタップすると拡大して動作します
Things to know を実装するとしても、まずは英語圏だと思われるため日本での導入はいつになるのかわかりません。
とはいえ、最近になってPAAによるゼロクリック検索が活性化していることを考えると、Things to knowの導入も遠くないかもしれませんね。
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