Google Adsは関連コンテンツを『Multiplex広告』に仕様変更

Google Adsは関連コンテンツを『Multiplex広告』に仕様変更

Google Ads(Adsense:アドセンス)は、2022年3月1日から『関連コンテンツ』を廃止して、『Multiplex広告』に仕様変更しました。

Google Adsenseヘルプ『関連コンテンツに関する重要な変更』

関連コンテンツは、Googleが自動検出したWebサイト内のコンテンツと一緒に広告を表示する広告ユニットのこと。

関連コンテンツの廃止はGoogleが2021年11月24日に事前アナウンスしていましたが、アナウンス通り2022年3月1日にMultiplex広告に仕様変更されたようで、Twitter内でも報告が聞かれます。

Multiplex広告が関連コンテンツと大きく異なる点は以下の3つ

  • Webサイト内のコンテンツは表示されず、すべて広告が表示される
  • 利用制限がなくなり、すべてのアドセンスパブリッシャーがMultiplex広告を利用できる
  • 広告枠に表示される広告が複数とは限らない

関連コンテンツは、利用制限があり、基準を満たすパブリッシャーしか利用できませんでしたが、Multiplex広告は誰でも利用できます

ただ、この記事を執筆している段階で僕のアドセンス管理画面では『関連コンテンツ』の表示が残っており、『Multiplex広告』の利用に関する文言は見つかりません。

現在関連コンテンツを利用しているWebサイトをMultiplex広告に置き換え、その後順次アドセンス管理画面を変更していくのか?それともどこかのタイミングで管理画面の表示も切り替わるのかは分かりません。

2022年3月5日確認時の追記:Googleアドセンス管理画面の表示が変更されていました。

Googleアドセンスの広告管理画面
Googleアドセンスの広告管理画面

また、関連コンテンツの場合は広告ユニットとして複数のコンテンツと広告が表示されていましたが、Multiplex広告では1つの広告のみということもあるようです。

広告枠をいっぱいに使った広告表示はちょっと違和感がありますね…

2020年3月9日の追記:Googleから『data-matched-content-ui-type』パラメーターを使用するとレイアウトを変更できるというアナウンスがありました。尚、この記述によるアドセンスポリシーの違反はありません。
How to customize your responsive Multiplex ad unit

関連コンテンツがMultiplex広告に切り替わることに関して、ユニットすべてが広告に置き換わることに問題がなければパブリッシャーが対応することはないとGoogleも事前にアナウンスをしています。

ユニットの広告が置き換わることでWebサイトに問題が生じる、あるいは広告ユニットの利用を止める、などの場合は対応が必要なので、ご自身のWebサイトの広告表示をチェックしてみましょう。

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