検索上位のトラフィックが多いページは、低品質コンテンツの影響を受けるのか?

検索上位のトラフィックが多いページは、低品質コンテンツの影響を受けるのか?

検索順位の上位にランクインしてトラフィック(流入)が多いページもあれば、インデックスされていない、あるいはインデックスされているけどトラフィックが少ないページがある。

多くのWebサイトが経験していることかと思いますが、トラフィックの多いページが『インデックスされない』『トラフィックが少ない』低品質コンテンツによってどのような影響を受けるか気になりますよね。

今回は『English Google SEO office-hours』で、トラフィックが多いページは低品質コンテンツの影響を受けるのか?といった主旨の質問があり、John氏が回答していました。

ページの多さは誤解を招く指標

今回の質問は以下の通り

Is there good ratio or consideration on Google side when it comes to the amount of pages in other words, our positions of high traffic rankings, high traffic ranking pages hurt by many, let’s say 50% of total pages on our domain not being indexed or being indexed but not receiving traffic?

多くのWebサイトが気にしているであろうないでしょうか。

このような質問に対してJohn氏は以下のように回答しました。

So from our point of view, that’s kind of perfectly fine also just the bulk number of pages, I think is a misleading metric, Because it’s easy to have a lot of pages that are not being seen is very important.

そして以下のように続けています。

And that can be perfectly fine like if you have five pages like that, or a 100 pages or a 1000 pages.

サイト内に、人気コンテンツとそうでないコンテンツが混在していることはまったく問題ないと述べています。

ページの多さは誤解を招く指標で、サイトが5ページでも、100ページでも、1000ページでも問題にならないとしています。

少ないページに集中することで強力なページになる可能性も

John氏はさらに続けて以下のように話しました。

TThis is sometimes it does make sense to concentrate more on fewer pages just to kind of get that strategic advantage of having fewer pages that are stronger, rather than having a lot of pages where you’re essentially diluting the value like if you have these a 1000 pages and they each provide a small tidbit of the bigger picture, hen those 1000 pages are probably going to have a hard time in search.

少ないページに集中することで強力なページを持つという戦略的優位性を得ることができる場合がある、といった主旨の内容を述べています。

そして以下のようなことを付け加えています。

Whereas if you can combine a lot of that into, I don’t know maybe 10 pages then those 10 pages will have a lot of information on them and maybe a lot of value kind of relative to the rest of your site and maybe have it easier to rank for kind of broader search terms around.

極端な話だとは思いますが『10ページ』を例に出していますね。

1,000ページ作成して1ページずつの情報量が少ないよりも、10ページにまとめることで情報量が増えて幅広い検索キーワードで上位表示できる可能性があると。

「ページ数を増やした方がいい」「新規ページを更新した方がいい」などと先入観に囚われている方には、けっこうインパクトを受ける内容なのではないでしょうか。

今回の内容をまとめると、

  • 人気コンンテンツとそうでないコンテンツが混在していても問題はない
  • 戦略的に少ないページに集中することも有効

10ページというのは極端な例ではあると思いますし、ページが多いことが悪いという訳でもありません。

とはいえ、ターゲットユーザーを明確にして必要な情報を考慮し、戦略的にあえてコンテンツ数を絞るということも有効であることを念頭に置いておく必要がありますね。

『English Google SEO office-hours from February 25, 2022』の31:26から今回の内容を確認できます。

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