Google は、2022年3月28日に構造化データのエラーレポートにコンテキストを追加したとアナウンスしました。
構造化データのマークアップにミスがあるとサーチコンソールのレポートに構造化マークアップのエラーが表示されますが、その表示方法を変更してより問題を分かりやすくしたよう。
現在、手持ちのサイトに構造化データのエラーが見つからないため実データを示せませんが、以下はサーチセントラルブログ内で例として挙がっている表示です。
出典: Google サーチセントラル
以前は、「 name 」だけだったエラーメッセージが、「”name” (in “author”)」のようにエラー部分の詳細を記載するようにしています。
今まではどこの name に問題があるか不明確だったのに対して、 author の name が不足していると明確に問題点を表示してくれるため、分かりやすくて助かりますね。
ちなみに、この変更は以下に影響を及ぼすとしています。
ただ、詳細なコンテキストの追加により新たな問題点が表示されるというだけで、これまでの構造化データの検証方法に関する変更ではありません。
新しくエラーが出てきたと慌てずに、構造化データのエラーメッセージを受け取ったら問題点の詳細を確認して修正 / 検証するようにしましょう。
構造化データのエラーレポートの前に、そもそも構造化データについてよくわからないという方は、構造化データの仕組みについてのドキュメントも確認してみてください。
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