Google は、2022年4月26日にサーチコンソールの URL パラメータツールを廃止するとアナウンスしました。
公式ブログのアナウンスには 「 Spring cleaning (春の大掃除)」と書かれています(笑)
現在、URL パラメータツールにアクセスすると以下のような画面が表示されます。
重要: このレポートは 2022/04/26以降はご利用いただけなくなります。
パラメータ構成の約1%のみがクロールされている
これまで何年もパラメータ付きの URL のクロールをコントロールしてきましたが、今ではわずか1%のみしかクロールされていない、つまり99%役に立っていないということ。
たしかに、役に立っていないのであれば Google にとってもユーザーにとっても、残していたところで意味がないですよね。
Googleのクローラーは、URLパラメータを自動的に処理するよう学習されたため、今後はこのツールが必要なくなったようです。 Google の技術が進化しているということですね。
サイト側での対応は必要ない
Going forward you don’t need to do anything to specify the function of URL parameters on your site
サイト側で URL パラメータについて対応は必要ないとしています。
If you need more control, you can use robots.txt rules (for example, you can specify parameter orders in an
allow
directive) or usehreflang
to specify language variations of content.
もし特別な制御が必要な場合は robots.txt を利用するか、多言語のコンテンツの場合は hreflang も使用することができます。
URL パラメータツールの提供終了まで残り1カ月ほどですが、困ることもありませんし、特に対応することもないので静かに見守っておきましょう(笑)
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