コンテンツとクエリの関連性をGoogleやユーザーに伝えるため、適切な配置でhタグ(見出しタグ)を使うことは有効です。
ただし、検索ランキングで上位表示を狙うことを目的としてコンテンツ内に見出しを追加することは、競合クエリで有利になるのか?
hタグに関するツイートに対して、John Mueller氏がリプライで回答していたのでその内容を紹介します。
見出しを追加するだけでは競合クエリで有利にならない
今回の内容となる元ツイートは以下です。
h2タグを使って『インドのSEOサイト』で検索ランキングに優位になるかという趣旨の質問ですね。
このツイートに対してJohn氏は次のようにリプライで応えています。
質問に質問を返していますね。
John氏のツイートに対して、質問者は次のようにリプライしました。
h2タグ+文字装飾は、Googlebotアルゴリズムに良いかどうかを聞いています。
これについてJohn氏はなかなか手厳しいコメントを残しました。
さらにツイートを続けています。
見出しタグの追加によって競合クエリのランキングで優位になることはないと明言しています。
見出しタグはh1、h2、h3…とあり、適切に使用することで、ユーザーにもクローラーにもコンテンツの内容が伝わりやすくなります。
ただし、適切な使用が有効なのであり、特定のクエリを追加するだけで検索ランキングに優位になることはないことが今回はっきりしましたね。
多くの見出しを作ってクエリを詰め込んだり、長文コンテンツを作って多くのクエリで検索上位表示しようとしているWebサイトもかなり見かけますが…SEO対策は他にもたくさんあります。
『検索ランキングで上位表示=〇〇すれば上がる』といった近道や魔法のようなことはないので、クエリに対するユーザーニーズを考えて高品質なコンテンツを作っていきましょう。
コメント